2歳頃から急に寝かしつけが大変になったのはうちだけでしょうか…。
イヤイヤ期と重なって、布団にすら行ってくれない子供に毎日イライラ。
どうやったらすんなり寝てくれるんでしょうか。
ただただ夜においしいお酒を飲みたいがために、子供の寝かしつけを研究していた私。
でも長男は2歳前後から布団にいくのを嫌がるようになり、おもちゃを持って行ったり、本をどっさり持って行ったり、時にはしかりつけて無理やり連れて行ったり…。
またその当時は、寝かしつけの後に洗濯・翌日の食事・自分のお弁当準備・保育園準備などなどこなしていたので、寝てくれないと本当にイライラして怒鳴りつけて、今思うとかわいそうなことをしたな…と反省ばかりです。
次男が生まれてから、逆完璧主義者の私は育児に関しての多くを早々に諦め、寝かしつけもストレスのかからない程度に考えることにしました。
そんな我が家で2歳男児の寝かしつけで少しでも楽になった方法や、なぜ寝かしつけでイライラしてしまうかなど紹介しますね。
2歳児におすすめ寝かしつけ①絵本は最強
日常生活で絵本を読むのは、我が家では寝かしつけの時がほとんど。
そのためか、絵本はお布団には外せない楽しいイベントです。
2歳台は「まねっこ」が好きになる時期なんだとか。
絵本もねんねする子供や動物のお話だと、入眠に誘いやすくなるそうですよ。
実際、うちの長男は寝かしつけのときは「もうねんね」にお世話になりましたし、そのほかウルトラマン絵本でお片付けや歯磨きなども乗り気になってくれたこともありました。
そんな絵本たちを紹介しますね。
意外に赤ちゃん時代の絵本でも、2~3歳でドはまりしてることも結構あります。
でも絵本に年齢は関係ないですよね!
2歳児におすすめ寝かしつけ②テレビ終了の時間を楽しく守る
イヤイヤ期と重なる時期なので、布団にいくまでが一苦労ですよね。
できるだけ楽しい気持ちで布団に向かってもらうために、自発的にテレビを消してもらうよう心掛けました。
そのために声掛けもかなり工夫しました。
・「●分経ったら寝るよ」「あと▲分でテレビはおしまい」と刻んで告知
・アレクサに就寝時間を告知してもらう
・「布団に行って今日の絵本を決めよう!」とお楽しみを作る
・「ママ怖いから一緒にお布団に行こう?」と誘う
我が家はテレビの制限時間を特に設けていないので、就寝時間にテレビを消すことが難しく、ずいぶん悩みました。
ただ、育児書あるあるで「生活リズムに関することは、イヤイヤされても妥協はNG」と言いますよね。
なので、ここばかりはイヤイヤに負けてはいけない、と頑張りました。
過去に育児書で、「これが当たり前」と子供が認識できれば、イヤイヤすることもなくなる、というお話を読みました。
そこで、「21時に寝るのが当たり前」と思わせるように徹底していました。
今ではもう崩れ去っていますが…。
NGなのは、布団に強制的に連れていくこと。
いつも楽しんでいたい子供はただでさえ寝ることを嫌いがちなので、「布団に無理やり連れていかれた」とネガティブな記憶を植え付けるとより寝ることを嫌がるようになってしまいます。
2歳児におすすめ寝かしつけ③お布団は楽しいところ|ハグとゴロゴロ
よく育児書で見かけます。
食事も、お風呂も、寝ることも、子供に「これは楽しいこと」と思わせること重要だと。
寝かしつけもそう思ってもらえるよう、「お布団は楽しくて幸せなところ」という認識を植え付けるように意識してきました。
とはいえ、寝かしつけ時のイライラはどうしても避けられないときも…。
怒鳴ってしまったことも数え切れません。
でもめんどくさがりな私には手のこんだことをする時間もなく…。
なので、お布団を楽しい場所と思ってもらうために「ぎゅーっしてゴロゴロ!」を時々やっています。
文字通り、子供を腕と足で抱きしめて、ゴロゴロ布団の上を転がります。
でもこれ、めちゃくちゃ興奮するので就寝時間に余裕がある日しかやりません。
寝る前に興奮させると眠りに入りにくくなりますよね。
大体、お布団に寝転がってぎゅーっっと抱きしめたり、キスしたりするだけです。
でもこれだけでも、子供は本当に喜んでいるようです。
「お布団に行くとたくさん抱きしめてもらえる」と考えるだけで、子供には就寝時間がワクワクするものになるのかもしれません。
もちろん就寝時以外にもスキンシップやハグは心がけているのですが、それでもこんなに喜んでくれるので不思議です!
2歳児におすすめ寝かしつけ④親は寝たふり
寝室を暗くしても元気な子供。
親はひたすら寝たふりをして、子供がおとなしくなるのをひたすら待つ…。
効き目はその日によりけりだとは思いますが、うちはかなり効きます!
ただ実際のところ、親は寝たふりしているうちに本当に寝てしまうのですが…。
だれもが経験したことがあるかと思いますが、くっついている相手が寝ていると、不思議と眠気を誘われますよね。
我が家は親が寝たふりしていると、子供は暗い寝室で親が寝てしまっていること自体が怖くなるようで私に密着してきます。
すると落ち着くのか、じっとしると眠くなるのか、いつの間にか就寝。
これは子供の個性も年齢も影響しやすいと思いますので、「試しにやってみる」程度の気持ちでトライするのがよいかと。
それに、寝ない子供を怒るよりも寝たふりしている方が体力的にも楽だな~、と40代を迎えた最近はとみに思います…。
なぜ2歳児はなかなか寝ないのか
2歳前後から急に寝かしつけが大変になってきた、と感じたのはうちだけではないと思います。
寝なくなることにはしっかりと理由があります。
・体力がついてくる
・遊びたい気持ちが勝っているので寝たくない
・昼間のイヤイヤが、就寝時の安心を妨げていることも
お昼寝をしなければいけない年齢ではあるものの、体そのものだけでなく体力も急成長している時期。
お昼寝が遅くなってしまったときや体をあまり動かせていないときは、夜はなかなか寝られなくなってしまいます。
我が家は2歳前後の休日、外に出られない日はお昼寝を1時間程度で切り上げるなどして、できるだけ夜の就寝がスムーズになるように頑張りました…。
激セマ40平米程度のアパートだったので、休日で雨の日や猛暑は外にも出られず、体を動かすにも限界があり、辛かったです…。
また、自我がしっかりしてくる時期なので、「まだ遊びたい」という気持ちが「寝なければいけない」認識よりも勝ってしまいます。
脳科学的にも理性が行動を制限できるようになるのはまだ先です。
ルールや理性よりも感情が打ち勝つ年齢なので、楽しいことを追い求める気持ちが睡眠よりも強いのでしょうね。
そして、イヤイヤ期と重なるこの時期は日中イヤイヤが爆発してしまうと、そのネガティブな気持ちが就寝時に影響することも。
日中イヤイヤで泣いたり怒ったりすると、子供にとってはそれ自体がストレスとなるので、それが眠りにつくときに心をざわつかせることもあるようです。
夜、寝やすくなるためのコツ3選
個人差はあれど、幼児が寝つきやすくするためのコツはあります。
それを実行してみるだけで、意外にスッと寝てくれるようになったりするので驚くかもしれません。
ただ、どれも急に試みて寝やすくなるというものではなく、継続し生活習慣として成り立たせていくことと寝やすくなっていく、というものです。
お昼寝は15時前に終了
私の実体験上、これは非常に重要です。
長男は3歳半頃まで休日も昼寝をさせていましたが、15時前後より遅くなると、格段に夜の寝つきが悪くなりびっくりしました。
とはいえ、もちろん「15時01分ならだめ」「14時59分ならOK」とかではなくて、基本お昼寝が14時半頃を過ぎると夜はなかなか寝てくれませんでした。
ちなみに、長男が2歳前後の我が家のスケジュールは、平日休日問わずこんな感じでした。
次男のときにはかなり生活リズムが崩れていたので、2歳の頃の休日はお昼寝の時間を固定することをあきらめていました…。
・朝7時前後に起床、朝食
・午前11時~正午の間に昼食
・12時前後にお昼寝、14時~14時半の間に起こす
・18時半までにお風呂(休日は18時までに)
・19時前後に夕食
・20時半までに寝室へ(休日は20時までに)
休日は極力時間割を前倒しにしている感じでした。
特にお昼寝は早めに切り上げるようにして、夜は早めに寝てくれるように頑張りました。
寝るまでの流れをルーティン化
子供はルーティンが一度身に着くとしっかり自分で実行してくれることが多いようです。
「●●したらねんね」「●●→▲▲→ねんね」と、ルーティンを刷り込んでおくと、親も楽になります。
とはいえ、ある日急に襲ってくるイヤイヤ期のパワーは底知れないので、頭では分かっていてもそれまでのルーティンを維持するのも大変なんですよね…。
イヤイヤ期に「これはゆずれない」を作るのも大事だとは思いますが、疲れてしまうときもありますよね。
それまでの生活リズムも極力取り入れつつ、イヤイヤ期が始まってからママ自身のストレスの少ない方法をプラスしていくのが一番よいのではないかと思います。
「ご飯の後、ホットミルクを飲んで歯を磨いたら寝る準備をしよう」とか「テレビを30分見たらお布団で読む絵本を選ぼう」とか。
子供が受け入れやすい方法で、親も子も続けやすいルーティンがベストです。
余談ですが、うちはできるだけ育児書通りの生活リズムにしようとして、ずいぶんイライラを家族にぶつけてしまったので、本末転倒も甚だしかったです。
長男の2歳前後は、生活リズムを気にしなければいけない休日が憂鬱でした。
「明日は休みだけど、寝坊せずに子供を起こして昼寝も早めにさせて、ごはんはその間に作り置きして…」
とこんな感じなので、GWなどの連休は息が詰まりそうでした。
平日、仕事している方が気が楽なんて、ちょっと寂しいですよね。
ちょうどその時期は完全ワンオペだったので、休日も「全部一人でちゃんとやらなきゃ」のプレッシャーを自分で自分にかけてました。
外遊びの時間を増やす
子供の早寝には外せないド定番ですよね。
これはただ子供を疲れさせて寝やすくする、というだけではなく、午前中の早い時間の日光は夜早い時間に眠りやすくなると同時に、情緒的にも安定しやすくなるそうです。
もちろん、猛暑の時期、雨や雪の日など、気軽に外出できない日も多々ありますので、睡眠のための無理な外出は避けてください。
外遊びが難しい日でも朝いつもと同じ時間に起床し、カーテンを開けて日光を入れるだけでも十分です。
うちは長男が暑さにめっぽう弱いので、真夏は極力外出しません。
でも庭もないマンション住まいで体力消費は難しいので、手先を使った遊びなどを多くして、頭を使って疲れるのを狙っています!
まとめ
2歳児はイヤイヤ期、ママはイライラ期。
お互い好きでやっているわけではないけど、苦しくなってしまうときもありますよね。
でも、ねんねの時間はママと子供の幸せなひとときであり、子供の幼少時代は人生でほんのわずかな時期だけ。
できるだけ笑顔で幸せな記憶にとどめたいですよね。
この記事が、少しでもイヤイヤ期寝かしつけの参考になったら幸いです。
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