・コロナ感染の自宅療養期間、体調が良くなっても外には出られないから家の中が荒れまくり…。
・1日中騒ぐ子供にイライラしすぎて毎日怒鳴ってばかりで自己嫌悪。
・イライラを抑えたり、マシにしたりする方法ってないかな?
そんな困りごとへの対処法をお伝えします。
2022年9月にコロナ感染による自宅療養期間が多少は短縮・緩和されましたが、それまでは発症日から10日間外出できないという、子供のいる家庭にはかなりハードルの高い長期療養でした。
コロナの症状が重い間は、何が起こるか不安で本当に心配しますよね。
でもひとたび回復すると、「10日間は長すぎない?」と思えるほど元気なのが子供です。
これだけの長期間家から出られないとなると、子供も運動不足や人に会えないことでのストレスが溜まるようです。
もちろん、子供のストレスケアは何より重要です…。
でも、この療養期間、ママのイライラはどうしたらいいのでしょうか?
1日中家を散らかし続ける子供、目を離すと危険なことをしたり兄弟を殴ったり、運動不足でなかなか寝ないし食べないし…。
ママもイライラ値が常に高めで、何かと怒鳴りつけて、子供が寝た後で恒例の反省会。
この記事を読むと、コロナによる自宅療養や猛暑・雪などで外に出られない時期にイライラが爆発しそうなときのママの気持ちが少しマシになります。
我が家は息子が2022年の3月と9月にコロナ感染しました。
1回目は5歳長男から家族感染、2回目は3歳次男が感染するものの他家族は全員無症状。
現在も子供2人が元気であることが何より幸運でしたが、10日間の自宅療養期間は私自身が精神的にしんどかったです。
しかしさすがに2回経験していると、イライラが溜まってきたときの対処もだいぶ身についてきました。
現在は自宅療養期間は少し短くなってはいますが、家にこもらなければいけないストレスがたまるときには、参考にしていただけますと嬉しいです。
おうち遊びに困ったときはこちらを参考にしてください。
自宅療養期間|ママのイライラ対策5選
我が家の自宅療養期間は、2回の感染においていずれも子供は1.5日程度で回復したので、そこから残り8日間程度は私は子供の相手をして家事マシーンになるだけの日々でした。
朝起きたらご飯の準備して子供と遊んで洗濯して布団を干して片付けして、お昼ご飯を作ったら子供と遊んで洗濯ものをたたんで掃除して子供と遊んで、お風呂入ったら夕飯作って洗いものしてまた片付けして、1日が終わります…。
1日何回片付ければいいの?
と我慢できなくなって子供達にはかなりきつめにあたっていました。
ただ、1~2日八つ当たりが続くと「これじゃあかん」と思うので、イライラしないためにどうすればいいかをかなり考えました。
じっくり考えてる時間もないので、ご飯を作りながら何か対策できないものかと考えあぐねていました…。
イライラ対策①家事をとにかく楽ちんに!
いつもやっている家事を減らす。
私はこれが一番のおすすめです。
なぜなら、家事負担を減らせば少しだけ空白の時間を作れるからです。
もちろん空白の時間にのんびりしていても子供が無理やり入り込んできたりはするんですが、家事をやっているときに入り込まれるよりは多少マシです。
削れる家事としておすすめは、「洗濯」と「洗濯ものたたみ」そして「掃除」です。
これらは1日や2日やらなくても生活や命が脅かされることはあまりありませんよね。
我が家ではこんな感じでした。
・洗濯は2日に1回に(保育園がないと洗濯物も減るので、4人家族で2日に1回でもギリギリいけました)
・掃除機は余裕があるときだけ(お菓子のカスだけコロコロしたり、ウェットティッシュで拭き掃除したり)
・洗い物は食事の直後じゃなくてもOK(いつ子供に呼ばれるか分かったものじゃないので解禁にしました)
・療養期間中1~2日は食事もデリバリーに(家計との相談次第)
うちはそもそも超ずぼら一家で掃除はたいしてしていないので、上記の掃除に関しては普段と変わりませんが…。
「must」を「better」にすると、実際にどこまでやるかは別として、気持ちがすごく楽になるのでおすすめです。
自宅療養期間は長いので、多少掃除しなくても洗濯しなくても、なんとかなります。
イライラ対策②子供が早く寝る工夫
子供が早く寝てくれるだけで、ママの自由時間が増えるので精神的にもすごく楽になりますよ。
もちろん、放置していれば寝てくれるわけではないので寝かしつけは大変なのですが…。
うちは自宅療養中、子供たちが早く寝てくれた日はヒャッハー!なテンションで(私一人だけで)お酒と映画で深夜まで楽しみましたとも。
翌朝は辛かったですが…。
我が家は外に出られない環境でもなんとか早く寝させるため、体力もしくは知力で疲れさせるしかない、と考え試みてうまくいったのがこの3つです。
・ベランダでピクニック兼日光浴
・寝室で体操選手権(主に前転のみ)
・水遊びを兼ねた長風呂
どれもお金をかけず思いついたときにすぐできるので楽でした。
お風呂でも特に新しいオモチャを用意するとかではなく、キッチン用品とか廃材の牛乳パックや肉トレーなどを持っていくだけ子供はずいぶん楽しんでくれます。
イライラ対策③自分がイライラしている理由を振り返る
「なぜそんなにイライラしているの?」ともし問われたら、言語化できないことが多いかもしれません。
これを言語化して深堀りすると、意外に「こんなことでイライラしてたのか~」って思います。
それが分かることで、対策を講じやすくなったり気持ちの整理がつけやすくなるので、何も解決してなくてもかなり心がすっきりするのでおすすめです。
私は2回目の自宅療養期間のときにはイライラがかなりひどかったので振り返ってみました。
自分の気持ちを振り返ると、子供の行動云々よりも「有給がなくなっているのに自宅療養になりお給料が減ってしまう!」という不安と焦りのためだったように思えます。
素人分析と言えど自分の気持ちの振り返りができると「子供に関係ないことでイライラするのはやめよう」と思えてくるので(具体的な解決策は別として)精神的に楽になりました。
お金の心配って、すごく気持ちを持っていかれてしまいますよね…。
イライラ対策④発想の転換、子供とイチャイチャできる絶好のタイミング
何をやってもイライラは払拭するのは難しいので、時々発想を変えてみるのもいいかもしれません。
そもそも、ワーママは自宅療養期間ほど会社をがっつり休める期間って、あまりないんじゃないでしょうか。
年末年始で土日がうまく重なってくれたときには10日近く休める年もあるかもしれませんが、なかなか稀ですよね。
なので、私は「自宅療養期間は息子と思いっきりスキンシップできる時間」と思うようにしました!
特にうちは子供は2人までと決めていたうえ、次男はもう3歳。
幼児を思いっきりかわいがれるのは今だけ!と思って、将来後悔しないよう思いっきり次男を(もちろん長男も)満喫してかわいがりました。
もちろん、自宅療養期間中ずっとこれで乗り切れるわけではないですが、時々それを思い出すだけでも子供がより愛しく感じられます。
イライラで苦しくなりそうなとき、ちょっと思い出していただけると気持ちが楽になるかもしれません。
ママのストレス発散におすすめの方法3選
イライラの予防をしてみても、どんなにかわいい子供たちがいても、ストレスは溜まってしまいます。
自宅療養中にできそうなストレス発散方法を紹介します。
ストレス発散におすすめの方法①親がゆっくりできる時間の確保
ママorパパが一人で好きなことを楽しめる時間が確保できるのがいちばんのストレス発散です。
自宅療養期間のように世間は平日でありながらお休みするのは、いつもとは異なるストレスがたまるので、子供を早く寝かせて親の自由時間を確保できるといいですよね。
もし翌日の午前中はパパがワンオペしてくれるのであれば、夜も時間を気にせず好きなことをできますね。
ストレス発散におすすめの方法②人に話す
大抵の悩みは人に話すだけで解決する。
とよく言いますが、ストレスが溜まってモヤモヤしているときも、大抵誰かに吐き出すだけで気持ちはすっきりするものです。
私はママ友が少ない上に、保育園のLINE仲間に「うちの子がコロナ」と言っていいものが判断しかねて、愚痴を言える相手がいなくて苦しかったです。
なので、実の母に2日に1回電話して話を聞いてもらっていました。
ワンオペの我が家では、私は自宅療養中はほぼ子供としか話していないので、電話で親に話しを聞いてもらうだけで、かなり精神的に楽になりました。
状況によっては話し相手を確保することは難しいかもしれませんので、LINEやTwitterなどでもいいかもしれません。
もし相手を確保することが難しければ、ノートに「何が大変か」「何が辛いか」を箇条書きにしてみてください。
必要なのはストレスを誰かor何かに吐き出すことであり、手段は問わずそれができれば精神的にかなり楽になるはずです。
ストレス発散におすすめの方法③朝のラジオ体操
私は運動不足をどうにかしたくて2回目の自宅療養期間にやってみましたが、すごく気分がすっきりしたのでおすすめです。
運動という程ではなくとも、軽く体を動かすだけでなんだか前向きな気持ちになれるので不思議です。
日常的にスポーツをやっている人はよく精神面でのポジティブ効果を語っていますが、体を動かすことは実際に効果あるんだな~、と痛感しました。
子供が絡んでくるのでラジオ体操するのも大変、という場合もあるかと存じます。
でも音量大きめで動画を流してラジオ体操していると、意外に子供も一緒に体操して楽しんでくれたりします。
子供のお世話でがっつり体操できないときには途中で切り上げても全然OKにしてます!
ストレス解消が目的なので、できないことでストレスを溜めないようにしたいため。
ラジオ体操は骨や関節、筋肉をまんべんなく動かすことができる全身運動のようです。
もちろん短時間なので「運動した」と言えるほどの運動量ではないのですが、全身の血流が良くなるのか、気持ちもリフレッシュしてすっきりするのでぜひ試してみてください。
まとめ
7日~10日もの間、社会と隔絶され家の中で子供と過ごすのは、幸せな時間でもあり、ストレスが溜まりやすい状況でもあります。
「ママがニコニコしていれば子供もご機嫌」と頭では分かっていても、外にも出られずそれを継続するのはやっぱり大変です。
ストレスが溜まって苦しくなりそうなときは、極力「ママ自身が楽になる」方法を見つけてください。
この記事が少しでもお役に立てたらうれしいです。
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