大根って秋冬は安くなるけどレシピに迷う…。
子供が好きじゃないから買ってみても余らせちゃう。
大根をたくさん使えて子供も喜ぶレシピ、あるかな?
旬の野菜は安くなるのつい買ってしまいますが、買った後で使い切れずに困ってしまうこと、ありませんか?
私は毎シーズンやってしまいがち…。
特に子供が野菜嫌いの場合は大変!
「旬野菜を食べさせて食育も…」とは考えるものの、実際頑張って作ってみても一口で終了、なんてこともザラですよね。
この記事では、秋冬の旬野菜『大根』で、子供も食べやすいメニューを紹介します。
ずぼらな私が手間をかけずに作れるメニューなので、忙しい平日でもトライしやすいものばかりです。
うちの男児2人は胸を張って言えるほどの立派な野菜嫌い!(人参としめじだけは食べます)
そんな子供たちが比較的よく食べてくれる大根メニューなので、好き嫌いの多いお子さんのご家庭にもお役に立てるものがあると思います!
※レシピは基本、大人2人分、子供1人の計3人分で1回の食事を目安に考えています※
そのほかの野菜の大量消費記事もぜひご参考ください。
子供もパクパク!大根の主菜7選
子供向けに大根の主菜を食卓に並べるのは、なかなかハードル高そうな気もします。
大根好きでないお子さんの場合には、まずは大根の存在感が少ない炊き込みご飯やマーボー大根がおすすめです。
大根以外の味や食感や香りで、大根と気付かずに食べてしまうかもしれません!
レシピでたびたび登場する「落しぶた」、
うちではアルミホイルをかぶせているだけです!
いちばん簡単!大根とツナの炊き込みご飯
米 2合
水 適量
大根 1/4本
ツナ(油漬け) 1缶
◆しょうゆ 大さじ1
◆みりん 大さじ1
◆料理酒 大さじ1
◆だしの素 小さじ1
◆ショウガチューブ 2~3cm程度
1.お米2合をといで炊飯器に入れ、規定量の水を入れておきます。
2.そこに大根とツナを乗せて、◆の調味料を入れ、通常と同じように炊飯します。
3.炊飯が終わればしっかり混ぜて、子供が青ネギも平気な場合には青ネギを散らして出来上がり!
大根さえ切ってしまえば、あとは放り込んで放置しておくだけなのでとっても簡単です。
我が家では、本当に時間がないときはショウガチューブ以外はめんつゆ大さじ2ほど入れて炊飯するだけだったりします。
炊き込みご飯は具材の美味しさがしっかり活かされつつ、優しいほっこりご飯に仕上がるので、母親の味方メニューです。
うちが使用しているめんつゆはヤマキの「白だし」です!
めんつゆは甘みが強いですが、こちらはだしの味がしっかりしていて甘みが少なく、めんつゆと同じくらい幅広く使える万能調味料です。
ごはんのお供に!ニンニク大根ステーキ
大根 1/2本
ニンニク 1片
しょうゆ 大さじ1
あればバターかマーガリン 10g程度もしくは小さじ2程度
1.大根は皮をむいて厚さを3~4cm程度の輪切り、ニンニクは薄切りに。
2/耐熱容器に大根を重ならないようにおき、ふんわりとラップをかけ600wで6分程度あたためます。
※竹串を通してみて、スッと入らなければあと30秒レンチンしてみてください。
3.フライパンに油をひいてあたため、ニンニクを入れて香りが立ったら大根を焼きます。
4.大根の両面に焼き目がついてきたらしょうゆを全体に回しかけ、こげつかないようにフライパンをゆすって大根を裏返しながらしょうゆ色がついたらお皿に取り出して出来上がり。
食べてみないと信じられない美味しさです。
これだけでご飯も進んでしまうので、タンパク質は卵やお豆腐に任せて、大根ステーキ主役の食卓にしてみるのもおすすめなくらい。
我が家は夫不在の日はニンニクはチューブにしてしまったりもします。
大根は火を通すのが大変な食材ではありますが、電子レンジを駆使すれば時短簡単においしく楽しめます!
鶏のうまみで完食!大根と鶏モモの甘辛炒め煮
鶏もも肉 1枚
大根 1/4本
ごま油 適量
◆水 200cc
◆しょうゆ、みりん、酒 各大さじ1
◆砂糖 小さじ1
◆だしの素 小さじ1
しょうがチューブ 適量
1.大根は1cm幅のイチョウ切り、鶏もも肉は一口大に切り分けます。
2.フライパンを熱してごま油をしいて、鶏もも肉を炒めます。
3.鶏ももの両面に軽く焼き色がついたら、大根を加えて2~3分炒めます。
4.◆をすべて加えて全体を軽く混ぜ合わせ、弱火にして落し蓋をし、10分程度煮詰めます。
5.煮詰めて10分後、大根にもしっかり煮汁が染み込んでいたら出来上がり。
6.大根が所々白い場合はあと5分くらい煮詰めてください。
大人向けのメニューにも思えますが、鶏モモの旨味と油で子供も食いつきが良い一品です。
鶏モモは下ごしらえなどなくても柔らかく食べやすいので、子供が好きになりやすいタンパク質源。
ご飯に乗せてドンブリにするのもおすすめです!
意外だけど絶対はまる!マーボー大根
大根 1/3本
長ネギ 1/2本
合いびき肉 100g
ごま油 適量
◆水 150ml
◆しょうゆ 大さじ1
◆料理酒 大さじ1
◆砂糖 小さじ1
◆鶏ガラスープの素 小さじ1
◆味噌 小さじ1
◆ショウガチューブ・ニンニクチューブ 1~2cm程度
水溶き片栗粉 30cc程度
1.大根は0.5cm~1cm幅くらいのイチョウ切りにして、耐熱容器に入れ電子レンジで600W2分温めます。
2.フライパンを熱してごま油をしき、中火で長ネギと合いびき肉を炒めます。
3.合いびき肉がポロポロになったら大根を入れて混ぜ合わせ、◆を加えて弱火にして3分ほど煮詰めます。
4.3分後、水溶き片栗粉を少しずつ加えながら混ぜ、とろみがついたら出来上がり。
作ってみるまでは「水っぽい大根でマーボー味なんて…」と思っていましたが、作ってみると意外な美味しさとコク深さがあります。
大根のほんのりとした苦みや香りはそのままなのに、子供もパクパク食べてしまうので初めて作ったときは驚きでした!
大人のヘルシーなおつまみとしてもおすすめです。
大人も子供も大好き!ブリ大根
ブリ 4切れ
大根 1/2本
小麦粉 適量
サラダ油 適量
◆ショウガチューブ 5cm程度
◆水 400cc
◆しょうゆ 大さじ3
◆みりん 大さじ2
◆砂糖 大さじ2
◆料理酒 大さじ2
1.大根は0.5mm程度の輪切りにします。
2.ブリに塩をふって5分ほど置き、その後キッチンペーパーでブリの表面を軽く押さえて水分を取ります。
小麦粉を薄くふりかけて全体にまぶしておきます。
3.フライパンに中火で油をひいて熱し、ブリを乗せ両面に軽く焼き目をつけます。
4.輪切りの大根を入れブリの身が崩れないよう大根がフライパン全体にいきわたるように優しく混ぜ、◆を投入してフライパンを軽くゆすります。
5.何度か大根に煮汁をかけながら、落し蓋をして10程弱火で煮詰めます。
大根に煮汁が染み込んでいたら出来上がり。
臭み消しのショウガを入れてもそれなりお魚の香りが残るブリ大根。
でも子供は、お魚の香りや旨味が意外に好きです。
お魚の旨味が染み込んだ大根は、大根嫌いの子供ががっつくほどの美味しさですよ。
通常のブリ大根は、大根がやや厚めかと思いますが、このレシピなら大根に味を染み込ませやすく、子供も抵抗なく食べられます!
間違いない美味しさ!豚汁
豚バラ 200g
大根 1/4本
ゴボウ 1本
人参 1本
ジャガイモor里芋orサツマイモ 中1個(サツマイモなら1/2)
玉ねぎ 1/2個
コンニャク(なくても可) 1/2枚
サラダ油 適量
だしの素 大さじ1
◆ショウガチューブ・ニンニクチューブ 1~2cm程度
◆みりん 大さじ1
◆料理酒 大さじ2
◆水 具がひたひたになるくらい
みそ 大さじ2~3
1.大根・人参は暑さ0.5cm程度のイチョウ切り、ジャガイモor里芋orサツマイモは一口大の乱切り、玉ねぎは薄切り、こんにゃくはスプーンで一口大にちぎりとっておきます。
2.ゴボウはそぎ切りにして水にさらして5分程度アク抜きします。
3.ゴボウの水をしっかり切ったら、フライパンにごま油をひいてゴボウを炒めます。
ゴボウの香りが立ち、少し焼き色がついてきたら一度ゴボウはお皿に取り出し、そのままのフライパンで豚バラを炒めます。
ゴボウを炒めた油で豚バラを炒めると、ゴボウの香りがしっかりお肉に映って豚汁のおいしさが倍増します!
4.豚バラにしっかり焼き色がついたら、ゴボウ以外の野菜を全部入れて、油がまわりきるまで炒め合わせます。
全体に油がまわったら先程のゴボウとこんにゃくを投入し、軽く混ぜ合わせます。
5.だしの素を入れてさらに1~2分炒め合わせ、◆を入れて弱火で煮込んでいきます。
6.根菜類が柔らかくなるまで、10分~15分ほど煮込み、根菜が固いようであれば数分ずつ煮込みを追加してください。
野菜に火が通ったら味噌を投入し、1分ほど火を通したら出来上がり。
味を見て薄い場合には味噌かだしの素を少しだけ足しながら調整してください。
ご紹介する大根メニューの中ではいちばん手のかかるメニューですが、いちばんおいしいのもこれです!
根菜のうまみがしっかり出てくれるので、味付けは最低限にして、あとで調整するのがおすすめです。
丼モノメニューに加えたい!大根とひき肉のそぼろあんかけ
大根 1/3本
豚ひき肉 100g
ショウガチューブ 1cm程度
◆水150CC
◆醤油 大さじ1.5
◆みりん 大さじ1
◆料理酒 大さじ1
水溶き片栗粉 20cc
サラダ油 適量
1.大根は1~2cm程度のイチョウ切りにしておきます。
2.大根は耐熱容器に入れて600Wで2分程度レンチンし、フライパンにサラダ油をひいて熱し、豚ひき肉を炒めショウガチューブを加え香りが立つまで火を通します。
3.ひき肉がポロポロになったら大根を入れて全体を炒め合わせます。
4.◆を入れて、2~3分煮詰めます。
5.水溶き片栗粉を少しずつ足してかき混ぜ、1分ほど煮詰めたら出来上がり。
レシピは簡単ですが、ショウガの香りで奥深くこってりした寒い季節にぴったりのレシピに仕上がります。
ご飯にものせられて材料も少なめなので、さっと済ませたい休日のお昼ご飯にもおすすめです。
大根の苦みや青臭さが感じられない子供向けの一品です。
子供もパクパク!大根の副菜5選
副菜としてももちろん優秀な大根は、味も調理法も色々変えて楽しむことが出来ます。
ちょっとしたおかずにもできますし、日持ちしやすいおかずにすることも出来て便利です。
おやつにも最高!大根もち
大根 1/2本
小麦粉 大さじ3
片栗粉 大さじ3
◆しょうゆ 大さじ1
◆みりん 大さじ1
◆料理酒 大さじ1
◆砂糖 小さじ1.5
ごま油 適量
1.大根をすりおろして、水気を軽くしぼってボールに入れます。
2.ボールに小麦粉と片栗粉を混ぜ合わせ、5cm大程度(子供が食べやすい大きさ)に丸めて平べったい状態にし、ごま油を熱したフライパンに並べます。
3.両面に焼き目を付けて◆を入れます。
4.焦げ付かないように優しくフライパンをゆすりながら、何度か大根もちを裏返してしっかりタレをからめたら出来上がり。
ジャガイモもちはよく聞きますが、大根でもできます!
大根は水っぽさや苦みが気になりやすいところではありますが、粉もののおかげで水っぽさは消え、砂糖とみりんのおかげでぽってり感が出て苦みと香りがほぼなくなります。
食べやすい形で甘い味付けなので、おやつにもおすすめです。
大人も子供もほっとする…大根とこんにゃくの煮物
大根 1/4本
こんにゃく 1枚
ごま油 適量
◆水 100cc
◆だしの素 小さじ1
◆しょうゆ 大さじ2
◆みりん 大さじ2
◆酒 大さじ1
◆砂糖 小さじ1
1.大根は1cm大のイチョウ切りにし、こんにゃくは一口大にちぎります。
2.フライパンに中火でごま油を熱して、大根を炒めて軽く焼き色をつけ、こんにゃくを投入してさらに2~3分炒めたら、◆を加えて弱火にし、煮詰めます。
3.時々煮汁を大根に回しかけながら10分ほど煮込んで大根が柔らかくなったら出来上がり。
うちの子はこんにゃくが大好きです。
おでんのこんにゃくに一食い惚れし、そこからこんにゃく料理がお気に入り。
この煮物だと、大根もこんにゃくと一緒に食べてくれるので助かります。
間違いない組み合わせ!大根ツナサラダ
大根 1/5本
塩 適量
ツナ 1缶
マヨネーズ 大さじ1.5
塩コショウ 適量
1.大根は5cm程度の長さの細切りにし、塩をふって5分ほど置きます。
2.置いておいた大根の水気をしっかりしぼって軽く油を切ったツナ缶と混ぜ合わせ、マヨネーズと混ぜ合わせたら完成。
大根自体に塩気がついているので、塩コショウは味を見ながらお好みで。
生野菜は苦手な子も多いと思いますが、合わせるだけで一気に子供好みの味になるツナ缶はママの味方です。
大根の水気をしっかりしぼっておくと「野菜感」が薄れて食べやすくなります。
大根の食感とツナの塩気であっという間にペロリです!
やさしく染み込むおいしさ…大根のコンソメ煮込み
大根 1/3本
◆水 300cc
◆コンソメキューブ 1つ
塩コショウ 適量
1.大根は3cm程度の厚さに切り、皮を厚めにむき、下茹でします。
2.鍋に大根を入れてかぶるくらいの水を加え、中火で12~13分程度茹で、竹串がスッと刺さるくらいになったら湯からあげます。
3.次に湯をはけた鍋に◆と大根を入れ、落し蓋をして弱火で10分程度煮込みます。
4.10分後、お好みで塩コショウして出来上がり。
大根と言えば和風の煮物が多いイメージですが、洋風の味付けもしっくりきます。
シンプルなコンソメの煮込みでポトフのように大根を楽しめます。
食べる前に溶けるチーズを少しふりかけてホクホクの大根と一緒に食べるのもおすすめです!
子供も意外にはまる!大根の皮のポン酢漬け
大根の皮 1/3本(目安です。皮があればある分だけ)
ポン酢 100cc程度
1.料理で余った大根の皮を、5cm程度の細切りにします。
2.タッパや深めのさらに皮を入れ、ポン酢を注ぎます。
3.一晩おいたらポン酢がしっかり皮に染み込んでいます。
4.皮が全部浸かり切っていない場合には、2~3時間後に一度上下を返しておいた方が全体が浸かっておいしく食べられます。
野菜の皮は栄養いっぱいで、おいしく食べられるなら子供にもぜひ食べさせたいところ。
このレシピは数ある大根レシピのなかで最も手間が少ない一品のはず。
下処理など一切不要でポン酢に漬け込んでおくだけで、翌日にはポリポリのお漬物のように楽しめます。
まとめ
旬野菜は安い・うまい・栄養満点と良いことづくめですよね。
一見子供が嫌いなはずの野菜でも、色々なレシピを試してみると意外にパクパクいけちゃったりすることも。
野菜嫌いな子も意外に食べられるメニューがきっとあるはず。
ぜひお試しください!
毎日の食事を楽ちんにするミールキットもおすすめです。
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