保育園にもすっかり慣れてきたけど、
1歳児クラスになったら服装ルールに追加や変更はあるのかしら?
選び方のポイントやおすすめブランドって?
そんな不安や質問を解消します。
0歳児クラスから入園した方は、あっという間に1年、1歳児にクラスに進級ですね。
子供も成長して服のサイズが変わり、保育園用の服装準備を見直す機会です。
1歳時クラスからの入園となる方は、ぜひ0歳児クラスの記事も参考にしつつ、1歳児クラスでの準備を進めてください!
この記事では1歳児クラスでの服装選びの注意点やおすすめブランドを紹介します。
保育園の服装選びの注意点:NG項目を要チェック
基本的なルールは、0歳児と大きく変わりません。
0歳児よりもできることが多くなった1歳児が安全に過ごせるよう、保育園でも配慮して服装ルールを定めているので、よくチェックしておきましょう。
通う保育園のルールを必ずチェック
1歳児クラスでは、基本的に0歳児のときのルールをそのまま踏襲している園がほとんどです。
歩けるようになっている子がほとんどなので、歩いて、走っての動きで安全に過ごせるよう配慮されています。
そのため追加されることが多いルールも紹介します。
園によってルールは異なるので、子供の通う園におけるルールは必ずチェックしてください。
・フードのついたものはNG(他の子に引っ張られ息ができなくなる)
・スカートNG(動きにくい、ひっかかる、冷えやすい)
・ファスナータイプNG(子供が自分でいじった場合、皮膚を巻き込んで怪我をする。寝返りの際などに邪魔)
・タイツNG(暑すぎる、爪や小さな突起にひっかかり危険)
・裏起毛NG(汗をかきすぎて、かつ乾きにくいため風邪をひきやすい)
・膝だし半ズボンNG(転びやすい年齢なので、怪我を最小限にするため)
進級の際には改めて確認しておき、サイズアップした服をまとめ買いしておくと後々楽になります。
0歳児のときとほとんど一緒ね。
安全や動きやすさのためのルールだから、保育園にいる間は共通しているんですね。
見た目よりも重要な3つのこと
ご紹介したルールも含めて、保育園では「かわいらしさ」「おしゃれ」よりも重視している大切なことが3つあります。
動きやすさ
1歳児クラスでは4月の時点で歩けるようになっている子が多いかと思います。
歩き、そして走ることを覚え始める子供たちが服装を気にせず思いっきり体を動かしやすい服、それが保育園が求めている重要な要素のひとつです。
動きやすさを阻害してしまう服装で、子供の自由な動きが妨げられないよう、保育園としても子供の発達をサポートしようとしています。
着脱のしやすさ
1歳児クラスでは、前半は保育士にお着替えしてもらうことがほとんどですが、徐々に自分自身でお着替えをするようになっていきます。
子供自身でお着替えするのをサポートできるよう、着替えやすい素材、作りの服装であることが必要です。
例えば、ストレッチのきいたズボンは硬い素材のズボンはオムツを替えるとき、お着替えのときかなり苦戦してしまいます。
また首回りがせまく肩回りのボタンがなかったり、袖口が固くてせまいものもお着替えが大変になりますよね。
毎日お世話しているママ自身が着替えさせやすいと思える服が、保育園においても優秀です。
安全性
子供が保育園にいる間、保育士がお世話をして子供を守ってくれています。
保育士が万全を期すことができるよう、安全性を保つための服装基準を守ることが、保護者側として守るべきことです。
フードやスカート、ファスナーがNGとされている保育園が多いのは、ずべて安全性を維持するためです。
1歳を過ぎて自分自身で体を好きに動かせるようになった子供たちは保育士でもびっくりのアクロバティックさを見せたり、ふとした瞬間にいたずらしたり。
複数名の子供たちを保育するのは、きっとプロでもとても大変です。
保育園での日々を安全に過ごせるよう、園で決められた服装ルールは守ってお着替えを用意しましょう。
親側としてはちゃんとルールを守ることで、
保育士さんがその職務をまっとうすることをサポートできるのよね!
【春夏秋冬】1歳児の服装|選び方とおすすめブランド
ここまで服装選びの注意点をご紹介してきました。
次は、1歳児における季節ごとの服装選びのポイントと、保育園で使いやすい子供服ブランドを紹介します。
春・秋
朝晩の気温差が激しいのに保育園では汗びっしょりになって遊ぶ、といった服装の調整が難しい時期。
気温差で体調を崩してしまう子も増えますので、できるだけ朝晩を暖かく、保育園での時間は涼しく過ごせる服装が望ましいです。
日中の気温が20℃あたりを超えれば、登園と帰宅のときは薄手の上着を着て、園では半袖で過ごすのがおすすめです。
もし長袖・半袖の切り替えタイミングに不安なときは、
保育士に聞いてみるのが一番です!
・綿素材で汗を吸いやすく乾きやすいもの
・たくさん洗濯しても大丈夫な素材
・デニムなどの硬い生地はNG
基本的にオールシーズン共通ですが、綿素材であることと、汗をかいても乾きやすい素材であることはマストと考えてください。
汗をかく→乾く、の過程を日々繰り返し小さな体は体温調整を覚えていくので、それをサポートできるよう、綿素材にしておくことが無難です。
近年の子は冷房が多くて体温調節機能が下がってる言われてるけど、
保育園は熱中症にならない程度に外遊びさせてくれているから、服装もそれに見合ったものを選んでおきたいですね。
1歳児は動きが増える分、汚すことも増えるので、日々の洗濯物が増えるかもしれません。
デザインよりも、毎日の洗濯に耐えてくれる丈夫な素材であることが重要です。
夏
0歳児の時よりも、たくさん歩いて走って、動けるようになっている1歳児。
その分夏の汗の量は、大人の想像以上です。
外遊びした後はシャワーを浴びたようにびしょぬれになるほど汗をかいているので、お着替えもたくさん必要になる時期です。
保育園の室内はクーラーがきいているので、肌着以外でタンクトップは保育園では着せないほうが無難です。
・綿素材で汗を吸いやすく乾きやすいもの
・エアリズムは肌に合うかどうかをしっかり試してから
・半ズボンNGの園もあるので、7分丈やスリムすぎないズボンを選んで
暑くても靴下は必ずはかせて登園してください。
外遊びのときサンダルは基本NGです。
足や足の指が露出するサンダルは他の子達と活発に遊ぶには危険なため、季節問わず靴下とスニーカーが保育園の鉄則です。
転んで怪我するのを防ぐため、1歳~2歳児クラスは半ズボンNGの園もあります。
それでも、スリムすぎるズボンは熱がこもりやすく、生地の厚さによっては非常に暑くなってしまうので気をつけてください。
すそがぴったりしすぎていないズボンであれば、
熱が逃げやすくていいかもしれませんね!
うちの子はなぜか、7分丈のズボンも気持ち悪いらしくて、
絶対はかないの・・・。
こだわりが強いと保育園の服装選び、苦労しそうね。
子供は成長にともない服装へのこだわりが強くなりますよね。
うちは1~2歳台は比較的その傾向が強くて、保育園の服装にも苦労しました。
気に入ったキャラクターや、長い裾丈のものしかはかないとか・・・。
でも3歳後半でこだわりも減って、置いておけば何でも着るようになったので、子供によるとは思いますが一定の時期はこだわりがあるものだと思って受け入れたほうがいいのかもしれません。
冬
1歳児クラスの冬は、もう2歳になっている子も多いので、お着替えを自分自身で頑張ったり、ご飯を自分で食べられるようになっていたり。
色々なことを「自分で」になる年齢なので、服装も子供の「やりたい」を妨げないものであることが重要です。
・ストレッチパンツを選ぶ場合はやわらかい生地のもの
・裏起毛素材はNG
・登園用の上着と別に、外遊び用の上着の用意が必要な場合も
・外遊び用の上着にフードが付いているものはNG
・長袖肌着はNGな場合も
「ストレッチパンツ」「レギンス」はブランドにより硬さが異なりますが、硬めのものは子供自身で着脱することが難しいので気をつけてください。
裏起毛素材は汗をかきすぎて乾きにくく、風邪をひきやすいため保育園にはおすすめしません。
上着は登園用と外遊び用、別々に必要なのかどうかを保育園に予め確認しおくようにしましょう。
また、寒くなってくると肌着も長袖を着せたくなってしまいますが、NGにしている保育園もあるので気をつけてください。
理由は、肌着を長袖にしてしまうと冬でも室内では汗をかきすぎてしまうからです。
【おすすめブランド】保育園の服装にぴったりなブランドをご紹介
ここまでご紹介した服装における注意点や選び方のポイントを満たしやすい、ママ御用達のブランドを紹介します。
保育園ではとにかく枚数をたくさんそろえることが重要です。
着心地が良くプチプラなブランドはたくさんあるので、ぜひのぞいてみてください。
1歳児におすすめのブランド① ベルメゾン
大人用の通販として有名なベルメゾンですが、子供服も低下価格で使いやすい商品が豊富です。
シンプルで男女問わず着まわしやすい服、そして丈夫な生地の商品が多いので、洗濯がたくさん必要な保育園の日常にも安心です。
1歳児におすすめのブランド② ペアマノン
ママ心をくすぐる商品がそろっています。
くすみカラーで子供がかわいく見えるデザインが素敵で、一度買ったら抜け出せません。
手の込んだデザインが多いので保育園に不向きにも思えそうですが、意外に洗濯に強く機能性も信頼できておすすめです。
1歳児におすすめのブランド③ 無印良品
一度着させると、親の方がとりこになってしまいそうなほど、子供思いの服が充実しています。
デザインのシンプルさが使いやすいだけでなく、やわらかく肌に優しい生地なのに洗濯には強く長持ちする、ママにたまらない要素満載です。
うちは1歳過ぎて初めて無印の子供服を買いましたが、
その着させやすさに感動して即リピート決定しました!
1歳児におすすめのブランド④ ANAP KIDS
どちらかと言うと、女の子向け商品が多いブランドです。
プチプラブランドとして若い女性、しかもギャル向けなイメージもありますが、大人向けANAPも、子供服のANAPも実は普段使いしやすい服がたくさん。
うちは男の子だけだからあまりチェックしていなかったのですが、
保育園ではこれを着てる女の子がたくさんいて、
「ANAPって子供服こんなにかわいいんだ!」ってびっくりしました!
肌着と服装のバランス|着替えやすい服とは?
保育園での服装の選び方やおすすめを紹介してきました。
服装の選び方は、保育園2年目以降になる方であれば要領がついてきているかと思います。
でも、肌着との組み合わせ、意外に困りませんか?
うちは4歳に入る辺りまで、肌着に関して半袖かタンクトップかを季節によって変えるか、素材で変えるかなどで肌着迷子でした。
そんなうちがたどり着いた肌着の選択を紹介しますね。
また、保育園で言われる鉄板「着替えやすい服を持ってきてください。」
着替えやすい服とは??
よく取り上げられているユニクロレギンスで説明します。
半袖肌着は1歳で終了
真夏はタンクトップ、それ以外の季節は半袖。
といった感じで、うちは半袖肌着を4歳まで使っていました。
春・秋(~20℃辺り)半袖肌着+長袖の服or裏起毛のないトレーナー
春・秋(20℃~)タンクトップ肌着+長袖の服
夏 タンクトップ肌着+半袖の服
冬 半袖肌着+厚手の長袖orトレーナー
でも4歳児クラスに進級する辺りでふっと思いました。
この先、小学生になったら半袖肌着なんて必要ないんじゃ・・・?
保育園では冬でも室内で汗かいて遊んでるんだから、いっそずっとタンクトップでいいんじゃない・・・?
で、4歳以降で新たに買い揃える肌着はすべてタンクトップタイプにして、素材だけ真夏はメッシュタイプにするなどしました。
2022年4月現在、長男は5歳半ですが保育園でコロナに感染した以外は、びっくりするほど風邪ひとつひいていません。
うちは比較的体が丈夫な方だとは思いますが、それでも体温が高く動きの激しい子供は幼児期以降で体温調節機能も徐々に整ってきているので、タンクトップにまとめて問題ないかもしれません。
風邪のひきやすさは子供によって違うから、
子供の様子を見ながら調整していくのが良さそうね!
自分でお着替えしやすい服とは?レギンス問題
よく「お着替えしやすい服」を持ってくるよう言われますが、そもそも「お着替えしやすい服」ってどんな服なのでしょうか?
着替えやすいかどうかで迷う服としてよく聞くのが「ユニクロbabyのレギンス」です。
ユニクロbabyのレギンスといえば、低価格で丈も柄もバリエーション豊富、ママたちの味方でしかないと思えるのですが・・・。
保育園によっては、「ユニクロbabyのレギンス」は禁止、というルールもあるそうです。
それは、ストレッチがききすぎていてお着替えしにくい/させにくいから。
確かに、ユニクロレギンスのストレッチはかなりしっかりきいてますよね。
うちはこの商品、長男次男、あわせて5年越しの大ファンなのですが、正直な感想で言うと・・・・
「同じレギンスでもタイプによって硬さが違う」
です。
リブタイプは結構固めだったと思いますが、そのほかの生地は、サイズに余裕を持たせていれば特にきついと思ったことはありません。
そもそもユニクロレギンスって、サイズに対してちょっと丈長めだと思います。
それも含めて余裕で収まるサイズ感ではいている分には、うちは全くきつくは感じませんでした。
うちの子が足短いだけかもしれないけど・・・
個人的な感想です!
うちは保育園でも禁止されていなかったので、最大限お世話になりましたが(もう長男はレギンスの最大サイズを超えました・・・)、これから購入を検討されている場合は保育園のルールを確認して、まずはママがその感触を確かめてみてぜひ活用してみてください。
まとめ:年度変わりや衣替えの際にお着替えセットも見直しを!
保育園と仕事と家事育児で、保育園のお着替えまでなかなか気が回らず、ワーママは忙しいですよね。
子供の成長は、はっと気が付いたときにはびっくりするほど進んでいて、急いで服を買い替えなければいけない・・・なんてこともあると思います。
進級の時期、連休で一息つきやすく家事もしっかりできる時、衣替えの時期など、節目節目でお着替えも見直しておいてください。
子供が保育園で最大限に楽しんでお着替えも頑張れちゃうような、そんな服を探しましょう!
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