保育園に持っていくお着替えってかなりルールが厳しそう・・・。
選び方のポイントやおすすめブランドってあるのかな?
そんな不安や質問を解消します。
入園おめでとうございます!
保育園が決まってほっとするのも束の間。
準備するものが多すぎて、何から、どれくらいの量を準備していいのか分からなくなってしまいますよね。
かわいいお洋服を着せて、気合いを入れて登園したいところですが、保育園の服装にはかなり細かいルールが設けられていることも。
この記事では0歳児の服装の選び方や、おすすめブランドを紹介します。
私は保育園の利用期間6年目となるワーママです。
とにかく枚数を多く用意しなければいけない、でも保育園ルールを逸脱することはできない、費やせるお金は多くない…。
そんな三重苦のような状況を切り抜けるべく、色々調べてトライしたので、何かご参考いただけたら嬉しいです
保育園の服装選びの注意点:NG項目を要チェック
保育園での服装は園ごとに細かくルールが決まっていることが多くあります。
しかし、意外にも入園前の説明会などでは細かく説明してくれないことも。
そうそう!「知ってること前提」で話が進んでて、新米ママだった当初は登園が始まってから保育士にダメだしされました・・・。
決して保育園側に悪意があるとかということではなく、先生方も保育士として勤続年数が長くなるほど「知らない人の気持ち」は忘れてしまいがちなのかもしれません。
そんなわけで、保育園での服装を選ぶ際に、多くの園でおおむね共通している注意事項やポイントを紹介していきます。
通う保育園のルールを必ずチェック
まずは保育園のルールは細かくチェックしましょう。
前述の通り、あまり親切に説明してくれないケースはあるものの、多くの園で入園前の注意事項をまとめた書面はもらえるはずです。
そういった書面は細部まで必ず目を通しましょう。
多くの保育園が保護者の方々に伝えている服装に関するルールや注意事項を、理由と共に紹介しますね。
・フードのついたものはNG(他の子に引っ張られ息ができなくなる)
・スカートNG(動きにくい、ひっかかる、冷えやすい)
・ファスナータイプNG(子供が自分でいじった場合、皮膚を巻き込んで怪我をする。寝返りの際などに邪魔)
・ボタンタイプNG(お着替えに手間取る、ボタンが取れた場合誤飲の危険性大)
・裏起毛NG(汗をかきすぎて、かつ乾きにくいため風邪をひきやすい)
かなり細かいNG項目が多いですよね。
でも、どれも安全や健康を維持するために明確な理由があります。
保育園では、保育士がすべての子供にしっかり目が行き届くよう配慮されていますが、その安全性をより確実にするために上記のようにNGな服装基準を定めています。
スカートNGはほとんどの保育園にある規定だと思いますが、
園によっては「スカートタイプのレギンス」もNGというケースもあるらしいです!
見た目よりも重要な3つのこと
ご紹介した服装ルールも含め、保育園では「かわいらしさ」「おしゃれ」よりも重視している大切なことが3つあります。
動きやすさ
0歳児は保育園に通いだす前後にハイハイを始めている子も多いかもしれません。
その後はつかまり立ちして、徐々に一人歩きを始めます。
動くことを覚え始める子供たちが服装を気にせず思いっきり体を動かしやすい服、それが保育園が求めている重要な要素のひとつです。
動きやすさを阻害してしまう服装で、子供自身が動くのを嫌がることがないよう、保育園としても子供の発達をサポートしようとしています。
着脱のしやすさ
0歳児の頃は、まだ子供は自分で自分のことができないため、保育士がすべてお着替えもしてくれます。
スピーディーに安全にお着替えをしてもらうには、着替えやすい素材、作りの服装であることが必要です。
例えば、ストレッチのきいたズボンは0歳の頃からはかせている場合が多いですが、固い素材のズボンはオムツを替えるとき、お着替えのときかなり苦戦してしまいます。
また首回りがせまく肩回りのボタンがなかったり、袖口が固くてせまいものもお着替えが大変になりますよね。
毎日お世話しているママ自身が着替えさせやすいと思える服が、保育園においても優秀です。
安全性
子供が保育園にいる間、保育士がお世話をして子供を守ってくれています。
しかし、保育士が万全を期すことができるよう、安全性を保つための服装基準を守ることが、保護者側として守るべきことです。
フードやスカート、ファスナーがNGとされている保育園が多いのは、ずべて安全性を維持するためです。
特に0歳児は自分で自分の体をコントロールできないため、服装も含めて保育士が少しでも安全性を確保しやすいように配慮することが大切です。
親側としてはちゃんとルールを守ることで、
保育士さんがその職務をまっとうすることをサポートできるのよね!
【春夏秋冬】0歳児の服装|選び方とおすすめブランド
ここまで服装選びの注意点をご紹介してきました。
次は、0歳児における季節ごとの服装選びのポイントと、保育園で使いやすい子供服ブランドを紹介します。
春・秋
0歳児クラスにおいて春・秋は月齢低めでロンパースで過ごす子も多いです。
月齢が高めの子は上下分かれているセパレートにする必要があるので気をつけてください。
保育園によっては入園時点でセパレート必須としている場合もあります。
また過ごしやすい季節の春・秋ですが、近年は急激に気温が変化しやすく、季節の変わり目である春・秋がなくなったとも言われますよね。
先週まで真冬のような気温だったのに、今週は上着がいらないくらい暖かい、とか。
こんな風に気温の上下が激しい時期に過ごしやすい服装と、0歳児の服装の選び方ポイントはこちらです。
・綿素材で汗を吸いやすく乾きやすいもの
・寝返りしやすいよう、前面・背中にリボンやワッペンなどかさばる飾りのついていないもの
・開け閉めやすいホックがついているもの
・デニムなどの硬い生地はNG
月齢差によって、体の発達も大きく異なるのが0歳児。
寝返り、ハイハイ、つかまり立ちと、それぞれの時期に応じて子供の動きを阻害しない服装であることが重要です。
つかまり立ちを始めると上下つながっているロンパースでは動きにくいので、セパレートにした方が子供はより動きやすくなります。
うちの園では入園時でセパレートが基本だったので、切り替えの時期に悩まずに済みました。
ちなみに長男は入園時点で0歳7ヶ月。
セパレートには若干早かったですが・・・^^;
気温差が激しい時期だから、薄手の上着を着せて
園では涼しい服装にすることにしたわ!
夏
0歳児の夏は、タンクトップタイプの肌着に半袖ロンパースが基本です。
保育園の室内はクーラーがきいていて快適に保たれているのでロンパースは夏でも半袖が望ましいですね。
・綿素材で汗を吸いやすく乾きやすいもの
・どんなに靴下をはかせて登園、もしくは持参
・肌着も綿がベスト。レーヨン・ナイロン使用のエアリズムは家で試してみてから
他の季節も同様ではありますが、特に夏は汗をかいても乾きやすい生地の服を選ぶように注意してください。
また暑くても靴下は必ずはかせて登園してください。
外遊びのときサンダルは基本NGです。
足や足の指が露出するサンダルは他の子達と活発に遊ぶには危険なため、季節問わず靴下とスニーカーが保育園の鉄則です。
またユニクロのエアリズムは大人にもファンが多い涼しい肌着ですよね。
ただ、それだけ涼しいのには理由があり、その素材は綿ではなくレーヨン・ナイロンが主です。
そのため、肌の弱い子は湿疹が出てしまうケースもあるようなので、家でまず着させて肌荒れなど問題がないか確認した方が無難かもしれません。
うちはエアリズムのお世話になりました!
でもすごく体にフィットする作りなので、保育士さんがお着替えさせにくいかもと思い、保育園のお着替えセットには入れませんでした。。
冬
0歳児の冬は、歩ける子も増えてセパレートの服装になる子が多いです。
セパレートならでは、冬ならではの服装選びのポイントがあります。
・ズボンはすそを踏まないもの(長めになってしまったときはすそ折りするよう保育士にお願い)
・ズボンはスリムすぎないもの
・裏起毛素材はNG
・登園用の上着と別に、外遊び用の上着の用意が必要な場合も
・外遊び用の上着にフードが付いているものはNG
セパレートになってからは、やはりズボンの選び方が気になるところ。
「ストレッチパンツ」「レギンス」といった名称で売られている乳児用ズボンは、ブランドによっては生地が硬めで着脱が難しいものもあるので、お店で触ってみるか、口コミを確認しておきましょう。
保育園ママ御用達のブランドや口コミがあれば、色違いで何枚か買っておくのがおすすめ。
毎日のお着替え準備に安心感が生まれます。
また最近の保育園は床暖設備があったりと、1年中快適な温度で維持しているので裏起毛のある暖かすぎる素材は汗をかきやすく、また乾きにくいので風邪をひきやすいことを考慮しNGにしている園が多くあります。
上着は外遊び用を園に置いておき、週末に持って帰って洗濯し月曜にまた持参、という保育園も。
その場合は登園用と合わせて計2着の上着が必要になるので要注意です。
うちは登園用の上着はフードついていてもOKだったけど、外遊び用はやっぱりフードNGでした。
上着2着はお財布に優しくないですよね。。。
【おすすめブランド】保育園の服装にぴったりなブランドをご紹介
ここまでご紹介した服装における注意点や選び方のポイントを満たしやすい、ママ御用達のブランドを紹介します。
保育園ではとにかく枚数をたくさんそろえることが重要です。
着心地が良くプチプラなブランドはたくさんあるので、ぜひのぞいてみてください。
0歳児におすすめのブランド①子供服Bee
韓国の子供服ブランドである子供服Bee。
おしゃれなデザインが多いのに低価格なのが魅力です。
デザイン性だけでなく、子供が着心地の良い服がそろっていて、保育園にぴったりです。
0歳児におすすめのブランド② devirock
低価格で高品質とママコミュニティでは評判の高いブランドです。
大人の洋服をそのまま子供サイズにしたような落ち着いたおしゃれなデザインも多く、ママパパとおそろいコーデにすることも可能です。
0歳児におすすめのブランド③ 西松屋
安さとバリエーションの豊富さでは、右に出るブランドはないのでしょうか。
子供だからこそ似合うデザインが多く、我が子が着ているところを想像するだけで「かわいー!」と言ってしまうような服がたくさん。
選ぶのには一苦労するほど商品数が多いのですが、安いので大人買いできちゃいます。
もちろん、品質もさすがの西松屋。
子供が快適に過ごすことを研究し尽くされていると感じます!
0歳児におすすめアウター 3つのブランド
初めての保育園用上着選びはなかなか大変。
動きやすく、フードがなく、洗濯しやすく、かわいいもの・・・。
その上、来年はサイズアウトしていて着られないかもしれないので、できるだけプチプラで買いたいという人も多いですよね。
しかしお安すぎるアウターは、子供の激しい動きに酷使され劣化も早いです。
特に、いずれおさがりにするつもりの人は、アウターだけは少し値がはっても良いものを買い、下の子へまわすことも多いようです。
こちらにはお安くはないものの確かな品質のブランドと、1シーズンで着倒したくなるお値打ちブランドを紹介します。
一見フードが付いている上着も、取り外し可能なケースも多いのでよく確認してみてください!
見落としがちなポイントと、何枚用意するか問題
保育園での服装の選び方やおすすめを紹介してきました。
こちらではどの服を買うかに一生懸命になって見落としてしまいがちなことや、日々の準備が効率的になるちょっとした方法を紹介します。
服装準備で見落としがちなポイント① 名前付け
服装選びはばっちり!
しっかり買い込んで準備万端!と思っても・・・
油断しないでください。
保育園では「名前付け」という、絶対に忘れてはいけない一手間があるのです。
名前付けって大変そう・・・。
服によって素材も違うし、ワッペンがいいのか、スタンプがいいのかも分からないわ。
たくさんの服への名前付け、油性ペンでタグに書いてもいいのですが、正直かなりの重労働・・・。
しかも入園時は服だけではなく、タオルも大量に揃えなければいけないので、さらに辛くなります。
そんなとき、多くのママに愛用されている名前付けグッズを買っておけば、入園時に便利なばかりでなく、毎シーズン買い足していく子供の服にも簡単に名前付けできちゃいます。
「スタンプで洋服にちゃんと付くの!?」って思いますよね。
大丈夫です!
付きます!
しかも意外に毎日の洗濯でも落ちませんからびっくりです。(経年劣化でかすれていくことはあります)
服に直接書くことに抵抗があったり、いずれ下の子にお下がりにしたい場合などに便利です。
ぎゅっと押さえるだけでしっかりくっついて、洗濯でも落ちないので不思議ですよね。
服装準備で見落としがちなポイント② 靴下
靴下を忘れていたのはうちだけかもしれませんが・・・。
靴下って何枚くらい必要か、とかあまり想像つかず準備に困ってしまったことがあります。
まだつかまり立ちもできない頃から入園する場合は、靴下が必要かどうかも想像しづらいですよね。
基本、季節と月齢に問わず靴下は1足分、お着替えバッグに入れておいた方が無難です。
保育園では歩けない時期でもバギーでお散歩に連れて行ってくれたり、外気浴として園庭をお散歩させてくれたりします。
歩けるようになってからは、登園時にはいている靴下で基本足りますが、水溜りに入ってしまってグチャグチャ、なんてこともあるので、やはり予備は必要です。
保育園のお着替え 何枚用意するか問題
これも、計算に悩んだのはうちだけかもしれません。
しかし、1日の準備枚数は保育園からお知らせされていたとしても、保育園用の服装はそもそも全部で何枚用意すればいいのか、休日の服装と合わせてどう調整するのかなど、子供が進級するたびに計算して購入必要枚数を検討してました。
我が家での準備枚数を紹介しますね。
これは、「保育園のお着替え用」として準備したもので、休日など家で着るための服と完全に分けていました。
その方が洗濯後の仕分けも、保育園用として一箇所にまとめておけるので便利です。
・保育園用タオル類 12枚
・保育園用トップス 10枚
・保育園用ズボン 10枚
・スタイ 9枚
・靴下 6足
お祝いにいただいた良いお洋服は、休日用に取っておきました!
保育園では想定外の汚れが付いたり、まれに他の子の洗濯物がまぎれこんでいるので、お気に入りの服は持っていかないようにしました。
うちで上記の枚数を用意した理由は、下記がうちのルーティンと前提であることを前提としてです。
・保育園での常備必須枚数(タオル・お着替えともに) 3枚程度
・毎日洗濯→翌日乾いて取り込み・畳む サイクル
この上で、雨で洗濯物が乾かないことや、忙しくて対応が追いつかないことを見込んで余裕を持たせて、3日サイクルで考えそこに余裕を付け足して考えました。
保育園が始まってから、必要に応じて買い足していって・・・。
と考えることもあるかもしれませんが、実際に新年度が始まると、毎週末が子供との遊びやたまった掃除や片付け、料理の作り置きなどでなかなかうまくいかない場合もあります。
参考にしていただけたら嬉しいです。
まとめ:入園後、日々の準備が少しでも楽になる方法を模索しよう
育児をしていると毎日があっという間でまだまだ余裕があると思っていたのに、気付いたら入園間近になっていますよね。
入園前の準備はできるだけ、想定できるところものをすべて準備しておきましょう。
慣らし保育が終了したら、あっという間に仕事と家事育児に追われてしまい、「入園後にやればいいや」はできなくなってしまいます。
早め早めの準備で、4月以降もママパパと子供たちが笑顔で過ごせる日々にできたらいいですね。
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