働きながらの育児辛すぎ…。
保育園の洗礼で休んでばかり、周囲のあたりも強いし気まずいし。
子供の病気で休みがち、でもノルマあるの無理すぎ!
正直退職したいけど、経済的に無理…。
こんな辛い気持ちに役立つ記事を作ったので、逃避感覚で読んでください。
子供を育てて家事もして、会社で働いてお金を稼ぐ。
これ、楽しく順調にできているママって一体世の中にどのくらいいるんでしょう?
全部ほどよく維持できる・実行できる人すごすぎです…!
周囲のママはみんな仕事も家事育児もちゃんとやってるように見えて、私はいつもへこんでます。
でも実際に全部うまく回せていける人なんてそうそういないはずで、恐らくほとんどのワーママが自分のできない部分にへこんだり苦しんだりしているのではないでしょうか。
この記事を読むと、ワーママを続けることが辛くて、仕事を辞めるべきか悩んでいることが少し楽になるかもしれません。
そして辛い状況を打破するためのヒントが得られるかもしれません。
私は人材紹介会社で10年以上勤務し、過去キャリアコンサルタント資格も取って転職支援をしていたので、転職においては専門家です!
正社員の退職or継続においてのそれぞれのメリットデメリットは、こちらの記事で詳しく解説しています。
なぜワーママが正社員退職するのはもったいないのか?
「ワーママをもう辞めたい!」
「正社員を辞めて、アルバイトやパートで勤務日数・時間を減らしたい!」
ワーママをやっていると、ほとんどの人が一度は思うのではないでしょうか。
私は数えきれないくらい思いましたよ!
長男から次男まで、ずっと同じ会社で働かせてもらっててありがたいですが、様々なタイミングで退職を良く悩みます。
正社員を辞めることを考えるたび、いつもその他の選択肢やメリットデメリットが浮かんできます。
そして出てくるのは「正社員辞めるのはもったいないんじゃないか?」ということです。
私は自分自身が転職を2回している上に、過去キャリアコンサルタントの資格を取り人材紹介会社に10年以上勤務しているので、こう考えるのにはもちろん根拠がありました。
それは…
「もったいない」と考える根拠
・いわゆる「手に職」がない自分の市場価値は高くない
・マネジメント経験も少ないorない
・「母親」「時短」だけで転職可能な職種・会社が激減
・希望する職種や業務で、「母親」「時短」で正社員になれるかリスク高め
・転職できても今より給与が上がる可能性がほぼゼロ(「手に職」ではないため)
・今の会社が子持ちに配慮してくれる部分が少なからずある
・これまで会社で培ったスキルや知識、人脈がゼロになりえる
以上の内容から、私は今の会社での正社員を辞めるのは「もったいない」と常々考えています。
私は今の会社で10年以上勤務してるのでお局ポジション…。
他の会社に行ったら立ち位置を変えなきゃいけないこと精神的に大変そうで踏み切れません。
ワーママが退職することのメリットデメリット
ワーママとして続けてきた会社勤務を退職した場合、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
もちろん何がメリットデメリットかは、
家庭の状況によって違いますが、目安になりやすい基準を紹介しますね。
ワーママが退職することのメリット
・仕事のことを考えなくていいので、そのストレスが減る
・育児に専念できるので子供とのコミュニケーションをたくさん取れる
・家事や食事に時間をかけて取り組める
・子供が幼稚園や学校を休まなければいけないとき、柔軟に対応できる
・子供にトラブルが発生したとき時間を確保して向き合うことができる
・趣味や家庭外の活動で新たな発見を得られる
ワーママが退職することのデメリット
・一人分の収入が消え、金銭面が苦しくなる
・家庭以外でのコミュニケーションの場所が減る
・また仕事をしたいときに職を得にくい可能性あり
・家庭以外でのやりがいを見つけることが難しくなる可能性あり
・保育園が利用できない
・根本的な解決にならない可能性がある
それぞれの詳細については、別記事でも紹介しますね。
ワーママが仕事を継続することのメリットデメリット
ワーママを継続していく場合のメリットデメリットも紹介します。
ワーママが仕事を継続することのメリット
・経済的に楽になる
・習い事や旅行なども検討しやすくなる
・家庭以外のやりがいがあるので生き生きする
・家庭状況に応じたキャリアの選択肢を考えられる
・家庭を考慮しながら仕事をするので、効率化スキルが上がる
・休みがちなので他社員への感謝が増え、働きやすい環境を作るよう頑張れる
ワーママが仕事を継続することのデメリット
・子供との時間が減る
・ストレスが増える可能性あり
・育児がうまくいかないとき仕事が原因だと思ってしまう
・思うように家事を進められないときは疲労感もストレスもアップ
・仕事がうまくいかないときに家庭に響く可能性あり
仕事の継続と退職、それぞれのメリットデメリットを理解した上で、次のステージを考えてみましょう。
仕事も家事育児も大変なとき、将来を考えるのは精神的にキャパオーバーですよね…。
10分だけ落ち着けそうなタイミングがあるとき、電車を待っている5分間、わずかな時間で少し振り返ってみるようにして、自分の気持ちや考えをふるいにかけて、大切なものを選び取っていくようにしてみてください。
少し自分を振り返れただけでも心がスッキリしたりしますし、その先をどうするか建設的に考えやすくなります。
メリットデメリットの詳しい解説はこちらの記事からも!
ワーママを続ける方法|より良いキャリアを探るには
ワーママを続けていこう!と決めたものの、葛藤から簡単に抜け出せるとは限りません。
ワーママを続けていくのであれば、より良い働き方をするための方法や考え方を紹介します。
退職せずに頑張る場合|社内での異動や業務内容の変更
今の会社やその社員は好きでも、環境や業務内容が家事育児の両立に向いてないと感じているなら、社内でのキャリアチェンジの検討も必要です。
もし異動の希望を出せるなら、今と異なる部署について会社と相談してみましょう。
具体的に異動の相談ができる場合には、通常は異動先の部署の担当者やマネージャーなどと面談の機会があるかと思いますので、下記をしっかり確認し伝えておきましょう。
・自分が異動を希望(検討)している理由
・異動してからどんな活躍をしたいか
・異動してからどんな風に勤務をしたいか(時間帯から業務量や流れなど)
・異動先の部署でどんな利益を生み出すことができるか(したいか)
・育児を理由に、どんなことを周囲にお願いする
・家庭と仕事の両立についての自分の意見や希望
・仕事に求めていることや、自分のスタンスを伝えておく
会社は基本営利企業なので、個人の都合での異動であろうと、
「部署にとって有益な社員であるかどうか」が検討材料になります。
異動を相談する面談において、個人の家庭の事情をゴリ押ししてくる社員と一緒に働きたいと思える人はいないはず。
社内異動の相談・面談の場合も「転職面接と同じ」くらいの気持ちで臨みましょう。
伝えるべきは、その部署でどのくらい利益を出せる(有益となる)人材であるか、ということです。
退職を決断するなら|転職
もし退職して他の会社でのキャリアを探るなら、選択肢に「転職」が有力になります。
転職なら、方法は下記があります。
・自分で興味のある企業のHPを調べ、採用ページから応募する
・人材紹介会社に登録し、エージェントに相談する
・転職サイトへ登録し、求人広告サービスでサイト上で面接や内定まで企業と直接やり取りする
転職においては、ほとんどのケースがエージェントに相談する人材紹介サービスか、サイト上で完結する求人広告サービスのいずれかです。
転職を検討するなら、まずは転職サービスに登録して市場を知るか、エージェントに相談してみるかが必要です。
闇雲に「今より良い会社で働きたい」「今の会社は辛いから」といった曖昧な理由で次の会社を探してはいけません。
どんな会社もネガティブな理由で転職する人を「採用したい」と思うことは、ほぼありません。
転職するときはたとえネガティブな理由が決め手だったとしても、「こんなことがしたい」「この仕事がしたいと自信を持って説明できる」状態にして、極力専門家に相談しながら転職に臨みましょう。
株を買うときは専門家に相談しくなるのと同じで、転職は自分のキャリアを選ぶ重要な場面なので専門家に相談しておいた方がうまくいくことが多いです!
曖昧に「今の仕事は家事育児に向いてない」「もっと家庭の時間がほしいから」などの理由で転職を検討するのであれば、深堀りしましょう。
深掘りの具体例
・ストレスから解放されたい⇒一番重いストレスは?職場の人間関係?勤務内容?勤務地?給与?時間?
・今の仕事は家事育児に向いてない⇒どこが向いてない?時間面?精神的な負担面?勤務場所?
・どんな生活をしたい?⇒朝起きて寝るまでの理想のタイムスケジュールを描いてみる
・朝起きて、夜寝るまで何をして生活するのが理想?⇒やりたいことは全部書き出してみる
・育児に時間を増やせるなら、具体的に何をしたい?⇒毎日、週間、月間、年間で書き出してみる
深掘りできたら、必然的に転職先を探す条件が明確になります。
その条件のうち、「MUST(絶対に譲れない条件)」「BETTER(あれば尚良しの条件)」に分類すると候補となる職種や会社が絞られてきますし、専門家にも相談しやすくなります。
転職した先の希望が明確であるほど、エージェントも求人を探しやすくなり、その求人も自分がやりたいと思える可能性が高まります。
退職を決断するなら|アルバイト・パート
正社員路線を変更し、アルバイトやパートに変更するのも一手です。
正社員からの分かりやすい変化としては下記があります。
メリット
・自分の希望に応じて勤務時間を決めやすい
・子供の急な休みやイベントも都合をつけやすい
・勤務内容も精神面での負担も減る
・正社員よりは責任が減るので前向きにとらえやすい
デメリット
・正社員時との給与差にびっくりする
・保険負担がかなり苦しい
・扶養がどこまでかを気にしながらがしんどい
・正社員時を思い出して、その差にもモヤモヤするかも
正社員からアルバイト・パートへの変更は、定量面でも定性面でも大きな変化があるはずです。
定量は数値で表せるもの、定性は感覚に基づくものです。
すべてを想定するこはできませんが、どんな変化や負担が訪れるかを想定しておくだけで、かなり精神的な負担は減ってくるはずです。
アルバイトするなら在宅でできる仕事だとよりありがたいですよね。
在宅が保証されていてトライしやすくスキルにもなる仕事はママには助かります!
退職を決断するなら|会社に属さないで稼ぐ
今の時代だからこそ、主婦も組織に属さず(正規雇用ではなく)お金を稼げる選択肢が出てきましたよね。
大きくあげられる選択肢としては、「副業」、「フリーランスや自営業」です。
それぞれのメリットデメリットを紹介しますね。
副業のメリット
・気軽にできる
・自分のペースでできる
・家事育児のペースに合わせてできる
・興味のあることを選べる
副業のデメリット
・稼げる金額は大きくない
・始めるのには勇気が必要な場合もある
・何にもしばられないので自己管理が難しい
・継続が難しいこともある
よく主婦の副業として挙げられるのは「WEBライター」「WEBデザイナー」「物販(フリマアプリ)」「ポイ活」「ハンドメイド」あたりです。
どれも一長一短、楽に稼げるものは基本的にはありません。
なので、興味を持って楽しんで継続できるものが一番です!
もちろん私もいくつか手を出しましたが…。
性格にもよりますが、やっぱり「興味を持てること」「やっていてワクワクすること」が大切です!
会社に属して働くわけではないので、家事育児と両立して何かをやるとなると、好きなことではないと続けるのが苦痛になってしまいます。
フリーランスや自営業のメリットデメリットは下記です。
フリーランスや自営業のメリット
・スキルと経験を活かせるので自己満足度が上がる
・自分で仕事量を調整できるので家事育児と両立しやすい
・収入に応じて仕事量を調整できる
フリーランスや自営業のデメリット
・収入が安定しない
・個人事業主になるなら開業届が必要
・確定申告が必要
・扶養を外れることもある
個人事業主になるのであれば税制上気を付けるべきこともあるので、しっかり確認してから踏み出すことが大切です。
こうやって会社以外の選択肢のメリットデメリットを考えると、
給与も会社のメリットデメリットもすごく際立ってきますね!
転職・退職の検討に迷ったら|まずはワーママが家事育児の負担を減らす方法
ワーママは、家事が育児がうまくいかないときや辛いとき、仕事との両立をどうするか考えることも多いですよね。
でも転職や退職など新しいステージに入っていくのは、家族のことも自分の労力体力を鑑みても本当に大変です。
新たなステージへの力を絞り出すことに踏み切るほど思いきれないなら、まずは今の状況を好転させる方法を考えましょう。
それは小さなことからで大丈夫。
日々の家事負担を減らすこと、育児で少し楽する方法を選ぶだけです。
家事育児は少しの積み重ねを継続することで、いつの間にか余分な時間が生まれていくはずなので、仕事へのストレス軽減にもつながっていくはずです。
食事面|時短料理やミールキット
家事の中でも最も時間を取りがちで、ストレスの原因にもなりうる「料理」。
特に子供が食べてくれるメニューをどうするか、効率良く準備するにはどうするればいいのか、本当に悩みはつきませんよね。
子供の成長に合わせて作る料理も変わらなければいけないし、
偏食が表れてきたときにはもう、毎日心が折れそうですよね…。
うちの次男は自閉症の影響なのか、偏食で一時期辛かったです。
家庭によって料理での負担は大きく異なりますが、負担を減らす方法としては、「日常の料理を簡単にする」か「料理の回数(内容)を物理的に減らす」の2択です。
日常の料理を簡単にする方法としては、時短料理のメニューを増やしたり、献立をルーティン化させたり、などがあげられます。
詳しく紹介している記事も参考にしてくださいね。
料理の回数(内容)を物理的に減らすのであれば、必然的に「お惣菜を買う」か「ミールキット」や「冷凍食品」です。
こちらで紹介する記事は、「ミールキット」です。
理由は、家族全員の食事を用意するとなったときお惣菜を日常的に買うのは経済的にかなり負担になりますし、冷凍食品はバリエーションに限界があって、子供が飽きてしまう可能性も高そうだからです。
お惣菜は一人暮らしならコスパ良さそうですが、家族の人数が増えるほどコスパが悪くなる気がします…。
冷凍食品の種類は近年すごく多いですが、子供が好きなメニューに限っていくと、同じメニューでも具材を変えたりなどでバリエーションを広げられて、作ってあげた方が食べてくれることが多い気がします。
洗濯や掃除面|家電を取り入れる
家族が増えるほど負担も増える、掃除と洗濯。
洗濯は毎日しなければならなくなると、平日はかなりの負担ですよね。
初期投資は大きくなってしまいますが、掃除と洗濯においては家電の力を借りるのが一番近道です。
洗濯物たたみをお手伝いにする、という方法もありますが、うまく成り立たせるまでが結構大変…。
子供へ教え続けることや、声掛けをこまめにするなど下準備があってできることですね。我が家は早々にリタイヤしました!
我が家では洗濯機は高すぎて買い換えられずにいますが、iRobot(ルンバ的な自動掃除機)だけ頑張りました。
iRobotって、基本的にモノを片づけておかなければいけないので(当たり前ですが!)子供たちに寝る前に遊んだものを片づけさせる習慣もついて一石二鳥でした。
あと普通のルンバは高すぎて変えまんでした…。
お菓子のクズや髪の毛やホコリ、家族が増えるほど気になる汚れを自動でキレイにしてくれるのは、本当に母の心の友です!
育児面|ベビーシッターや一時預かりで休日の負担減も
かわいすぎる我が子も、仕事しながらの育児はやっぱり大変。
休日や、もしくは有休を取れた平日で自分の時間を満喫したいときもありますよね。
保育園は基本的に親が休みの日は預けない、というのが基本ルールであるところがほとんどかと思います。
せっかく有休をとっても保育園は使えないので、そんなときはベビーシッターや、自治体の一時預かりを検討してみてください。
ベビーシッターは、民間事業者でネット上で契約できるところがたくさんありますし、多くの自治体でも運営しています。
民間の福祉事業は運営企業により良し悪しがかなり分かれます。
いきなり長時間で利用するのは不安が大きいかと思いますので、
短時間で利用してみて、安心できる事業所で長時間を依頼する、などをおすすめします。
一時預かりは、ネットで「〇〇市(〇〇区) 一時預かり」と在住市区町村を入れて検索すれば、大抵最寄りの自治体で行っている乳幼児一時預かりの情報が検索できます。
利用可能者、対象となる乳幼児の月齢や利用料金、登録方法など、詳細情報を確認しましょう。
ベビーシッターも一時預かりも、利用したいタイミングは予約が埋まっていることも多いはずなので、余裕をもって登録しておくことをおすすめします。
まとめ|正解は家庭による!仕事でも退職でも、周りを気にしないで
「逃げ場がない」「仕事も家庭も大変すぎて辛い」
そんなとき、建設的に対処法を考えることも難しい状況かもしれません。
これからどうしていくかを考えるには、心身の健康がなければ難しいです。
考えることも難しい状況であれば、会社においては有給や傷病休暇、家庭であれば自治体の一時保育など、できるだけ早めに休める方法を探してみてください。
ママが笑顔でいられることを前提でなければ、キャリアも家事育児もその先を考えることはできません。
年齢を重ねるほど、周囲や築いてきたものを気にしてしまいますが、将来の自分と家族に目を向けて選択肢をしぼっていきましょう!
ワーママが疲れているとき用の記事もご参照ください。